季節と出湯がときほぐす幸の休日。古くから秘湯の宿として知られる泡の湯。とりわけ乳白色の湯をたたえる野天風呂は季節を浴びる喜びに満ちあふれます。新緑と薫風、おぼろ月に親しむ春。紺碧の空を仰ぎ、夕ともなれば蝉時雨が響く夏の日。錦秋の山々を愛で、しみじみと行く季節を想う秋の夜。いちめんの雪、たちこめる湯煙、まるで墨絵の世界に遊ぶ冬の風情。訪れたその季節、空模様、そして時が重なりあって、至福の安らぎへと皆様を誘います。
山海の季節の味、旬の香りを贅沢に。旅の思い出を深くするのは、一期一会、心からの宿のもてなし、そして尽くしの膳にありましょう。泡の湯では、新鮮な旬の食材を贅沢にあしらい、月ごとに献立をかえた懐石料理をお楽しみいただいております。滋味あふれる山の幸、吟味を重ねた海の幸、それぞれが心を潤す朝夕の食膳。料理人の創意工夫に満ちたオリジナルの美味とともに、名湯にふさわしい味の歳時記を心ゆくまでお楽しみください。
自然に清楚に、宿の趣をより深めて。さりげなく贅沢に気品を満たして。泡の湯の客室はいずれも白木の香も清々しい和室。何よりも自然の安らぎを求め、窓はめぐる季節を映す一幅の絵のようにくつろぎを奏で、鳥のさえずりや、虫の声、そして木々の葉音が静寂を響かせています。日本の宿らしい清楚なたたずまいは、山里を訪ね、秘湯に浸る旅にふさわしい落ち着きの世界。洗練された空間とともに、丁寧なもてなしが、さらに滞在の喜びを深めます。