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宿日本短歌集

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喜 洛 歌 集
[69] 万年乙女 さん作  
生きゆくは 水面にうつる 美しさ 二十歳の頃の 行きし人あり
解 説-----太平洋戦争のとき、学徒動員で逝ってしまった恋する人、美しい思い出を秘めて生きています。

[68] シンガーソングライター さん作  
夜明けには 水面にうつる 入日さし たびたび思う 究極の歌
解 説-----究極の歌の作詞を考えていたら夜明けになってしまった。究極の歌を求めて私の人生は果てしなく続く。

[67] 宿六 さん作  
山之辺の 花をかかえて 歩む君 薄くれないに ゆうやけこやけ
解 説-----客間に生ける野の花をかかえている女将の姿が夕日に映える

[66] 巣立ち人 さん作  
いつまでも 遠からじ山 幾千里 笑った顔が また会えるよね
解 説-----出会いがあれば別れもある涙こらえ微笑む

[65] 良き日本を望む者 さん作  
内閣の 若き血潮に みな同じ 難しそうな 夢のまた夢
解 説-----内閣閣僚の改革に対する情熱は理解できるが、経済、国民生活が不安なく安定するのは、いつのことやら。

[64] 御来光 さん作  
さわやかな 児島の磯の 初日の出 さもありなんと くぐりぬけてく
解 説-----2004年元旦の海から御来光を仰ぎ感動しつつ元朝参りの鳥居をくぐる

[63] 忘年会幹事 さん作  
わが庭に 氷は解けて 午前様 何故か私は 酔っているらん
解 説-----忘年会一次会を成功させて安心して、二次会、三次会・・・と「はしご」してしまい家にたどりついたのは、午前様とはいえ日が高くなってからであった。

[62] まるこ さん作  
愛という 去年の水着 撫でながら 一人ぼっちの 蟹とたわむる
解 説-----去年の夏は愛につつまれ幸せいっぱいだったのに・・・この夏は、私と同じ一人ぼっちの蟹とたわむれています。

[61] ネットワーク管理者 さん作  
枯葉散る まどろみの中 徹夜明け 風呂に入って 愉しき時よ
解 説-----ネットワークの管理の初冬の夜勤明けの朝風呂は身心ともに開放されます。

[60] さくらこ さん作  
梅雨晴れの 去年の水着 つきません ゆるゆるとして くぐりぬけてく
解 説-----ダイエット効果でスリムになって喜んだら、水着がゆるゆる。喜んでいいやら落胆していいやら・・・

[59] きゅーたろう さん作  
初恋に 児島の磯の 風になる なんだかとても まいったね
解 説-----2枚目は、私には向かない


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