(写真:鯛のふかしに小倉をつめた、小倉ふかしの吸い物) 「真に美味しいものを食したい、美味しく食すためにも、 美しい器に盛りたい。」 そんな願望の追及に、天賦の才をかたむけ尽くし、 明治、大正、昭和の芸苑を嵐のごとく駆けぬけた独尊、 北大路魯山人−−−その稀代の大芸術家の眼を舌を 満足させたのが、山海の幸の宝庫である北陸の地と、 そして「山乃尾」でございました。 茶懐石でもてなした祖代々、 いくたびか面目をあらたにしつつも、 研鑽をつんでまいりました「山乃尾」で料理の道を、 陶芸を山代の須田菁華のもとで学んだことは、 往時を偲ぶ逸話として知られております。 さらに永く「山乃尾」に逗留したことは、 この雅趣に富む風情に、孤高のやすらぎを 覚えたからではないでしょうか。 卯辰山の尾っぽ、中腹に座し、 加賀文化の名残りを留める旧東廓をはじめ、 黒瓦で光る城下町が広がる眺めは 「山乃尾」ならではの景観でございます。 また、お部屋は、四季おりおりの情緒ある 二千坪の庭園に点在し、おくつろぎいただけるよう、 一棟一棟が離れ座敷となっております。 豪快にして優美−−−そんな魯山人の雅美を、 金沢「山乃尾」で、ごゆるりとお味わいくださいませ。 (前頁写真に魯山人作・織部釉大鉢を掲載) |